介護の仕事がおすすめされる理由の1つ目は、常に人手不足であること。どの業界でも人手不足が叫ばれているが、介護業界は特に人手が足りない傾向にある。事務的な仕事ではないため、ロボットが進化したとしても人の手で担う必要のある仕事。つまり、仕事がなくなる可能性の低い業種だといえるのだ。必要とされたいと考えている人にとっては、必要とされなくなることがまずない仕事ともいえる。業務内容に自信がない人も、真面目に取り組み且つ利用者に対して常に丁寧に接していれば、長く活躍できる職業なのだ。また、万が一自分の家族など、介護が必要となった場合も実務経験を活かして対応できる、日常生活にも役立つスキルが身につくのも魅力といえるだろう。
2つ目は、毎日が変化に富んでいること。認知症の高齢者の介護は、ハプニングの連続だ。知的障害や高次脳機能障害の介護も同様である。ハプニングの起こらない日が珍しいくらいだといわれているので、代わり映えのしない日々が苦手な人にうってつけの仕事だといえるだろう。介護といっても、高齢者か障害者か、施設か在宅かによって仕事内容が異なる。どのような仕事をしたいかによって、自分に合うものを選べるのも利点だ。3つ目は、やりがいがあること。介護サービスの利用者には様々なタイプの人がいるので、嫌な思いをすることもあるだろう。しかし、感謝を口にする利用者もおり、利用者の笑顔があるから頑張れるという人もいる。誰かの役に立つことや人のために何かができることを喜べる性格の人であれば、やりがいを感じられるだろう。
Comments are closed.